2018/11/28
医療脱毛

医療脱毛もクーリングオフができる!条件や方法をご紹介

サロン脱毛にはクーリングオフがありますが、同じように医療脱毛にもクーリングオフ制度はあることをご存知ですか。

医療脱毛は、サロン脱毛と違って医療従事者の資格がなければ行うことがでない脱毛方法です。脱毛効果はサロン脱毛よりも高く、その分、費用も高額と言われています。

また、医療資格を持つ者が施術し、医療機関で行うことからついつい信頼を寄せてしまいますが、実際は医療脱毛によるトラブルも数多く発生しています。
そういった医療脱毛によるトラブルが多発するようになり、医療脱毛でもクーリングオフが適用されるようになったのです。

契約したものの、満足いく結果ではなかったり、自分には合わないと感じた場合はクーリングオフ制度を利用しましょう。

では、医療脱毛においてのクーリングオフについてご紹介します。

医療脱毛でもクーリングオフが可能

商品の購入(契約)から8日以内であれば、無条件で返品(契約解除)できる制度であるクーリングオフ。
脱毛の場合、クーリングオフ対象となる「商品の購入」というのは、脱毛契約のことです。

今までは、脱毛サロンで行うサロン脱毛に関してはクーリングオフ対象だったのですが、クリニックで行う医療脱毛に関してはクーリングオフが適用されませんでした。

しかし、政令改正により医療脱毛でもクーリングオフ対象となり、現在ではどこのクリニックでもクーリングオフを行うことができるようになっています。

クーリングオフする理由は?

「カウンセリングだけ受けに行ったのに勧誘されて断り切れずに契約してしまった」
「家に帰ってから家族に相談したら、やめろと言われてしまった」など。

こういった勧誘による望まない契約や、心理的な負担などが理由でもクーリングオフは適用されます。

基本的にクーリングオフのための理由に厳格な規定はありません。どんな理由であろうとも、無条件で契約を解除することができるのがクーリングオフという制度です。

いつから適用された?

医療脱毛がクーリングオフの対象となったのは、2017年12月1日からです。

それ以前は「レジーナクリニック」「リゼクリニック」「アリシアクリニック」などの一部の大手クリニックをのぞいて、医療脱毛には途中解約や返金のサービスが設けられていませんでした。

しかし、国民生活センターと消費者センターという契約に関する2つの相談窓口に医療脱毛でのクレームが多数よせられ、ついに政令改正となったのです。

2017年12月1日以前では、国民生活センターと消費者センターに年間2,000件を超える医療脱毛のクレームが寄せられていたそうです。

現在はどのクリニックでもクーリングオフができますので、安心して医療脱毛の契約を結ぶことができます。

なぜ今までクーリングオフ対象外だった?

サロン脱毛と違い、医療脱毛はクリニック(医療機関)との医療契約なので今まではクーリングオフ対象外でした。

では、なぜ医療契約だとクーリングオフ対象外だったのでしょうか?

それには適用される法律が深く絡んでいたのです。

医療脱毛は医療行為なので「医療法」と「医師法」が適用されます。そして、エステティックサロンで行うサロン脱毛に適用される法律は「特定商取引法」です。
この「特定商取引法」は消費者を守るための法律です。そのため、消費者の不利益をくつがえすクーリングオフの制度が含まれています。

しかし、医療行為に適用される「医療法」と「医師法」には“消費者を守る”という概念がそもそも無いため、「消費者のために商品(契約)の解約が無条件でできる」というクーリングオフ制度が適用されなかったのです。

クーリングオフの条件や方法

医療脱毛でクーリングオフを行うための特別な条件はあるのでしょうか?

医療脱毛は今までクーリングオフ対象外だったため、当然、何か特別な条件や方法が必要なのではないか?といった疑問を持つ方が多いと思います。

医療脱毛でクーリングオフを行うための条件と方法について解説します。

医療脱毛におけるクーリングオフの条件

医療脱毛でクーリングオフが適用される条件は3つあります。

 

まずは「契約から8日以内」であること。

これは医療脱毛に限らず、全てのクーリングオフに当てはまる条件です。
契約、もしくは商品の購入から8日以内に契約解除を申し出るのがクーリングオフの必要条件なので、医療脱毛も例外ではないということです。

 

次が「脱毛期間が1ヵ月以上の脱毛契約」であること。

いくら脱毛効果の高い医療脱毛と言っても、さすがに1回やそこらの回数で脱毛が完了することはありません。
ほとんどの脱毛契約が1ヵ月以上のプランになっています。
そうした長期の医療脱毛プランを契約した場合に限り、クーリングオフで契約を解除することができます。

逆を言えば、1ヵ月に満たない体験脱毛や単発の脱毛に関しては、たとえ8日以内の申告であってもクーリングオフの対象にはなりませんので注意が必要です。

 

最後が「5万円以上の脱毛契約」であること。

基本的に脱毛プランは高額です。医療脱毛で全身脱毛を最後まで行うのであれば、30万円ほどの費用はどこのクリニックでもかかってしまいます。

また、ワキや足だけといった部分脱毛のプランであっても、医療脱毛であれば5万円を超えることも珍しくはないです。

ただし、期間限定の割引キャンペーンを利用して脱毛を行っている場合は要注意です。
体験脱毛やワキ脱毛を3万円ほどで行える格安のキャンペーンを利用した場合は5万円に満たないので、いくら解約を希望してもクーリングオフの対象にはなりません。

・契約から8日以内であること

・1ヵ月以上の脱毛契約であること

・5万円以上の脱毛契約であること

この3つの条件のどれか1つでも欠けていた場合は、クーリングオフを行うことはできませんので注意してください。

医療脱毛におけるクーリングオフの方法

医療脱毛のクーリングオフの方法ですが、これといって特別な決まりはなく、サロン脱毛の方法と同じく書面の発送で完了できます。

このクーリングオフのための書面も、ハガキや便せんといった簡単なもので構いません。医療脱毛のクーリングオフで重要なのは、この書面に記載する必要事項の数々だと言えます。

書面には記載する必要事項は以下の通りです。

・「契約を解除します」と明言した文言(解約理由は記載しなくても良い)

・契約年月日

・契約した脱毛プラン名

・契約プランの金額

・クリニック名と担当者名(自分が契約した支店名まできちんと記載する)

・クレジット会社名

・返金希望を伝える文言

・クーリングオフを伝えた日(書面作成日)

・自分の氏名(フルネーム)

これらを記載した書面を作成し、タイトルを「通知書」とします。

この通知書を、自分が脱毛契約を交わしたクリニックとクレジット会社に郵送すればクーリングオフの完了です。

また、確実にクーリングオフの書面を相手のクリニックに送ったという証明が欲しいのであれば、ハガキ等ではなく「特定記録郵便」か「簡易書留」で送付すると良いです。

「特定記録郵便」と「簡易書留」の2つはインターネットで配達状況を確認できるうえ、発送記録がきちんと残ります。

さらに、「特定記録郵便」は郵便受け(ポスト)への投函で完了ですが、「簡易書留」は受取人への手渡しで受領印も必要です。
相手の手にクーリングオフの書面が渡ったという確実な安心感を得たいのであれば、「簡易書留」で送付すると良いでしょう。

クーリングオフ期間を過ぎた場合

クーリングオフの適用期間は「契約から8日以内」と説明しましたが、もしその期間を過ぎてから契約解除したくなった場合はどうすれば良いのでしょうか?

そもそも医療脱毛の契約を途中で解約することが可能なのでしょうか?

実はクーリングオフ期間を過ぎてからでも、医療脱毛の契約を中途解約することができます。中途解約の方法はクーリングオフとは全く異なります。

それでは、これから中途解約に必要な物と方法について解説します。

中途解約の方法

医療脱毛の中途解約の場合、クーリングオフと違って書面での郵送では解約手続きを完了することができません。必ず、クリニックに出向いて解約の意思を伝え、所定の手続きを行う必要があります。

中途解約を行えば、未消化の脱毛施術料金が返金されます。その返金の手続きも解約の手続きの際に行います。

クーリングオフには違約金も解約手数料も発生しませんが、中途解約の場合はそれらの料金が発生してしまうこともあります。基本的には医療脱毛の違約金や解約手数料は2万円が上限になっています。

・施術をまだ1度も受けていない場合は2万円

・すでに何度か施術を受けている場合は2万円か契約未消化分の10%(低い方の金額が適用される)

クリニックによっては違約金も解約手数料も発生しない所もあります。契約をする際に、あらかじめ違約金か解約手数料が発生するのかを確認しておくと良いでしょう。

もし発生したとしても、上限の2万円を超えることはないです。

 

次に、中途解約の手続きの際に必要な物を記載します。

・クリニックの会員証

・身分証明証

・契約書

・印鑑

・返金振込用の口座番号(現金で返金される場合は不要)

解約の際にはこれらの物が必要ですので忘れずに持って行くようにしましょう。

また、電話でクリニックに解約の意思を伝えておけば、手続きに必要な物を教えてくれます。上記以外の物で必要な物があるかもしれませんので、あらかじめ電話連絡をしておく方が確実です。

医療脱毛のクーリングオフまとめ

医療脱毛もクーリングオフの対象となったことで、より一層安心してクリニックと脱毛契約を結ぶことができるようになりました。

カウンセリングだけのつもりで訪れたのに、勧誘されてつい契約書にサインをしてしまったとしても、8日以内であれば無条件で理由も告げずに解約をすることができます。

医療脱毛のクーリングオフの条件は「契約から8日以内」「1ヵ月以上の契約」「5万円以上の契約」の3つです。

この3つの条件さえ当てはまっていれば、どこのクリニックでもクーリングオフできますので、忘れずに必ず覚えておくようにしましょう!

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